ソニーオリジナルソフトウェア「PictureGear Studio(ピクチャーギア・スタジオ)」の「プリントスタジオ」を使用すると、オリジナルのポストカードやCD、MDなどのラベルを手軽に作成することができます。ここではオリジナルの写真を使用して、DVDのジャケットを作成してみましょう。
メモリースティックやサイバーショットをバイオに接続して「PictureGear Studio」を起動し、撮影した写真をバイオに取り込みます。
取り込みの方法は
「静止画の加工テクニック」
で詳しくご紹介していますので、そちらをご覧ください。
写真をバイオに取り込んだら、「PictureGear Studio」の「プリントスタジオ」を使ってラベルを作成します。画面のガイドに従って背景のデザインなどを選んだり、文字や写真のレイアウトができ、オリジナルラベルが手軽に完成します。
「PictureGear Studio」のエントランス画面から[プリントスタジオ]アイコンをクリックします。[プリントスタジオ]画面が開きます。
ここから表示のガイドに従ってラベルを作成します。
[ラベル/作成開始]ボタンをクリックします。
メディアを選択します。
ここでは[CD-R]を選択します(DVDのジャケットの仕上がりサイズはCD-Rと同じなのでOKです)。
ラベル用紙の種類を選びます。
「PictureGear Studio」には、各メーカーから発売されているラベル用紙のテンプレートがあらかじめ登録されています。お使いの用紙があれば、その中から一つをクリックして選択します。
※選び直すには「用紙を選ぶ」タブをクリックして選択画面に戻ります。
ラベルのデザインを選びます。
好みのデザインをクリックします。
※ジャケットの表面、裏面共通の絵柄になります。
ジャケットに印字するタイトルを入力します。
選択ツールをクリックします。
※各ツールの操作方法は「フォトアルバム」のヘルプをご覧ください。
選択ツールで絵柄中央の「Title」をクリックします。
テキストボックスが表示されるのでタイトルを入力し、[Enter]キーを押します。
裏面のタイトルや、ジャケットの背(青線囲み部分)などにもタイトルを入れましょう。
図のように、選択ツールが十字の形になっているとき、テキストの位置を移動することができます。また、ボックスの白いポイントをドラッグすると拡大、縮小することができます。
ジャケットに写真をレイアウトしてみましょう。
写真ツールを選択します。
画面右側のエリアに写真を読み込みます。[参照]ボタンをクリックして、読み込みたい写真の入ったフォルダを選択します。
選択したフォルダの写真が読み込まれます。
そのうちの一つをクリックします。ラベルデザインの上にマウス合わせると、カーソルの形状が変わります。ここでクリックします。
写真が配置され、カーソルは十字(選択ツール)に変わります。ドラッグして位置を調整します。
同様にして、ジャケットの表面、裏面ともに配置します。
※画像のボックスの白いポイントをドラッグすると拡大、縮小することができます。
文字が隠れてしまったら、前面にあるオブジェクト(ここでは画像)を選択ツールで右クリック、メニューから[順序]→[最背面](または[背面])を選択して、位置を調整しましょう。
すべての設定が終わったら、ラベルを印刷します。
※バイオにプリンタを接続し、ラベル印刷用の用紙をセットしてください。
[印刷する]ボタンをクリックします。
印刷部数、接続しているプリンタの種類、用紙の種類などを設定し、[印刷]ボタンをクリックします。
※「枠の印刷を行う」をチェックすると仕上がりの枠が印刷されるので、ラベル専用紙以外の用紙、またはミシン目がついていない用紙などをお使いの場合に切りとる際のガイドにできます。
印刷されたラベルは仕上がりサイズでカットして、ケースにセットします。
*「ダイレクトフォトプリンターTAPIS」
を使用して、DVDのケースラベルを印刷しました。
ツールを活用してオリジナルデザインづくり
「プリントスタジオ」では、[ペン][文字][スタンプ][図形]などのツールが用意されています。れらの機能を活用してユニークなレイアウトやデザインに加工してみましょう。
※各ツールの操作方法は「プリントスタジオ」のヘルプをご覧ください。
※このページを印刷するにはマウスの右ボタンをクリックし、[印刷]をクリックします。