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録音時に問題になるのがノイズです。「SonicStage Mastering Studio」では、録音時に「ノイズ除去」機能を利用して、カセットテープやアナログレコードなどを録音する場合に発生しやすいノイズを低減することができます。 |
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また、録音後でもノイズの種類に応じて効果的に除去する機能があります。 |
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■ヒズノイズ
カセットテープを再生する際に発生する“サー”というノイズです。これはアナログ磁気テープ独特のノイズで、録音されている内容に係わりなく、常に一定のレベルで出ているため録音内容のレベルが小さい部分や無音の部分で目立ちやすくなります。 |
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■プチノイズ
アナログレコードを再生する際に発生する“プチプチ”という音です。専門的にはクリップノイズとかクラックルノイズ(それぞれ微妙に意味が違うが)といいますが、一般的にはプチノイズなどと呼ばれています。これはレコードのキズや付着した埃によって発生するものなので、録音前に盤面をスプレーなどを使ってしっかり拭いておけば、発生自体をかなり防げます。 |
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■ハムノイズ
“ブーン”という低く聞こえる一定の雑音です。これは電源ケーブルから拾うことで発生するノイズで、東日本では50Hz、西日本では60Hzのノイズが入ります。録音機材のアースをしっかりすることでハムノイズの混入を防ぐことができる場合もあります。 |
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