VAIO Music Selection



今回は、80年代後半から90年代前半のバンドブームの時代に活躍したグループの名曲・名盤をご紹介します。


楽曲の価格は「ショッピングカート」にてご確認ください。


	UKにおけるロックの革命が70年代中盤～後半の“パンク・ムーブメント”だったとしたら、日本におけるロックの革命は、80年代後半～90年代前半の、いわゆる“バンドブーム”だったのではないだろうか。不良の音楽というイメージが強かったロックを大衆的なものにし、間口を広げたのが“バンドブーム”だったと思う。みうらじゅんの自伝的な著作『アイデン&ティティ』の中でも描かれているように、当時のバンドブームの勢いはものすごいものがあった。アマチュアバンドのコンテストを深夜番組上で開催した『平成名物TV・イカすバンド天国』（略して“イカ天”）の盛り上がりや、竹下通りの歩行者天国などで路上演奏するバンド（略して“ホコ天バンド”）の人気に端を発し、バンドの音楽を聴くのも、自らバンドをやるのも、急速に身近なものになった。まるでアイドル誌のようにバンド雑誌が増え、女の子たちはみな下敷きにアーティストたちの切抜きを挟み、男の子たちはみな必死にバイトして楽器を手にした。私も高校のクラスメートとバンドを組み、学園祭に出るために友人宅のガレージでUNICORNやRCサクセションの曲を練習した。団塊ジュニア世代にとって、バンドブームは青春真っただ中のムーブメントだった。誰しもがBOOWYを聴き、ヒット・チャートにはプリンセスプリンセスや爆風スランプの曲が続々とランクインし、THE BOOMやエレファントカシマシなどの有望なニューカマーが次々とデビューしていった。彼らに影響を与えたRCサクセションやシーナ&ロケッツなどのロックの先駆者たちも、バンドブームにより間接的に広く存在を知られ、リスペクトを集めるようになった。そして現在、そのバンドブームに影響を受けた世代のアーティストたち：L'Arc～en～CielやGLAY、ポルノグラフィティ、氣志團らが活躍している。今回紹介するのは、バンドブームを彩った名曲たち。ロックをポップな領域まで昇華させ、BOOWYと共にバンドブームの先駆けとなったREBECCA、遅咲きの実力派・爆風スランプ、ユニークなセンスで他のバンドとは一線を画す魅力を持っていたバービーボーイズなど、今聴いても新鮮に感じる曲ばかりだ。しかし、今あらためてUNICORNの曲を聴いてみると、けっこう複雑に作られているという印象をうける。高校生の私にはとてもコピーできるレベルのものではなかったのだな…。 [選曲：bitmusic 内藤] ※アルバムでの一括ダウンロード購入は、1曲ずつの購入よりも、お得な価格になっています。ぜひお試しください。

	「世界でいちばん熱い夏」プリンセスプリンセス 1987発売最も成功したガールズ・ロックバンド。「DIAMONDS」と並ぶ彼女たちの代表曲。

	「フレンズ～remixed edition～」 REBECCA 1999発売ヒップな女の子の切ない恋を描いた名曲。ドラマ『リップスティック』主題歌として99年に再発売された。

	「Runner」爆風スランプ 1999発売熱く駆け抜ける青春を、熱い演奏と熱いボーカルで熱く表現した熱血曲。

	「星のラブレター」 THE BOOM 1989発売ワールドワイドなグループになる以前は、スカを基調にしたサウンドと等身大の視点が魅力のバンドだった。

	「デーデ」エレファントカシマシ 1988発売バンドが乱立する中、その硬派な男臭さでひときわ異才を放ったエレカシ。独自のスタンスは今も変わらない。

他にもこんな名曲が！（※こちらでは、アルバム全曲をダウンロード購入可能です）

『ケダモノの嵐』（アルバム）
UNICORN
1990発売
一筋縄ではいかないセンスを感じさせるのに親しみやすい、伝説的な突然変異的ロックバンド。こちらは高い人気と完成度を誇る4thアルバム（「自転車泥棒」「働く男」「スターな男」が試聴できます）。

『eeney meeny barbee moe』（アルバム）
バービーボーイズ
1990発売
汗の匂いを感じさせない、洗練された男女の世界を描いたユニークなグループのラストアルバム。彼らの後にも先にも、こんなサウンドは無い。（「ノーマジーン」「三日月の憂鬱」「勇み足サミー」が試聴できます）。

「自転車泥棒」

「働く男」

「スターな男」

「ノーマジーン」

「三日月の憂鬱」

「勇み足サミー」

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第１５条（権利義務の譲渡禁止）
利用者は、利用契約に基づく本サービスの利用により生じた権利義務の一切について、第三者に譲渡、移転等の処分または担保権の設定等をしてはならないものとします。

第１６条（本規約の範囲）
1. 当社が、自らまたは当社が本サービスにかかわる業務を委託する第三者を通じて、オンラインその他の手段により必要に応じて利用者に対して通 知する諸規定および指示は、本規約の一部を構成するものとし、利用者はこれを承諾したものとみなすものとします。
2. 当社は、自らまたは当社が本サービスにかかわる業務を委託する第三者を通じて、適宜本サービスにおいて適用範囲を限定した個別の利用規定（以下個別 規定という）を定めることができるものとします。 なお、個別規定も、前項の方法に従い利用者に通知された時には、本規約の一部を構成するものとし、利用者はこれを承諾したものとみなすものとします。
3. 個別規定が本規約と異なる定めをしている場合には、個別規定が優先するものとします。

第１７条（本規約の変更）
1. 当社は、当社が必要と判断した場合には、利用者に事前の通知をすることなく、かつ利用者の事前の承諾を得ることなく、適宜自己の裁量 により本規約を変更することができるものとします。なお、当該変更規約も前条の方法に従い利用者に通知された時には、本規約の一部を構成するものとし、利用者はこれを承諾したものとみなすものとします。

第１８条（準拠法）
本規約の成立、履行および解釈に関しては、日本法を準拠法とするものとします。

第１９条（専属管轄裁判所）
当社および利用者は、両者の間で本規約または本サービスに関連して紛争が生じた場合は、東京地方裁判所を第一審の専属管轄裁判所とすることに合意するものとします。

以　上　（2003年04月01日）