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国内でコーヒー栽培というと意外かもしれませんが、亜熱帯に位置する沖縄では十分露地栽培で生産可能です。今、沖縄でコーヒーを栽培している農家は、うちを含めて3軒かな。あと国内では小笠原にあるそうです。特に、ヒロ・コーヒーファームのある場所は、土が酸性で降雨量もコーヒーに適しています。生産者の数が少ないのはコストがかかるから(笑)。コーヒーの木の寿命はだいたい50年くらいなんだけど、十分に収穫できるようになるには20年くらいかかるんです。うちは農園をはじめて13年になりました。5〜6年くらいの苗木を植えているから、やっと軌道に乗ってきたところです。今は1200坪の土地に約900本の木を育てています。一本の木になる実は400〜500g。だいたいコーヒー50〜70杯分の量です。農薬は使わず、ひとつひとつ手で摘んで収穫します。 |
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私がコーヒー農園をはじめようと思った理由のひとつは、コーヒーに限らず、農業は人間のルーツだと思っているということ。そしてもう一つは、コーヒーの新芽のお茶を飲んでみたい、と思ったことなんです。実家は大阪の千里で電器店をやっていまして、家業を手伝っていたんですが、1970年の大阪万博でエチオピア館のコンパニオンがうちにホームステイしたことがありました。その人から、コーヒーの新芽のお茶はとてもおいしいし、貴重なものだ、という話を聞いたんですね。それはぜひ飲んでみたい、と憧れのような気持ちを抱きました。今、ヒロ・コーヒーファームの喫茶を利用していただくと、レモングラスとブレンドした新芽茶をサービスしていますが、ウーロン茶のような味で本当においしいんですよ。 |
| それから3年後に、サイパンを皮切りに、いろんな海外の島で無線の取り付けの仕事をしながら見聞を広げ、最終的にはハワイのコナで、コーヒーの栽培法を学んで帰国しました。実のところは、煩わしくて都会では生活できない、というのも農園をはじめた大きな理由なんですが、リラックスした生活をしたいと思うのと同時に、やるからにはプロとしていいものを作りたい。そんな思いでコーヒーを作っています。 | ![]() |
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昔、コーヒー豆は4〜5年寝かすとおいしくなる、なんて言われていた時代もあったけど、本当は新鮮なものが一番おいしいんです。でも実際は、海外の大きな農園で収穫したものが、日本の家庭に届くまでには2〜3年かかってしまう。果物や野菜と同じように、コーヒー豆も収穫から時間が経ったものは、やはり味も落ちてしまうんです。逆に、その年に獲れたものは、自然な甘さがあって、ミルクや砂糖を入れなくても何杯でも飲めますよ。 |
![]() これがコーヒーの苗木。
左が1年もの、右が5年もの。 |
![]() 実が赤くなったら手摘みで収穫。無農薬なので果肉をそのまま食べることもできる。意外にも甘酸っぱい果物のような味。収穫はちょうど冬の今がシーズン。 |
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![]() 収穫した実を一晩水に漬けてから、パルパーという機械で果肉の皮をむく。パルパーは足立さんのお手製。
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![]() 1ヶ月ほど天日干しした後、パーチメントというお手製マシンで渋皮をむく。
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![]() 焙煎、そして冷却。マイルドとストロングの2種類あり。
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![]() ハンドピックと呼ばれる最終工程。手作業で欠けた豆などを除いていく。
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二日酔いや筋肉疲労に効果を発揮するというコーヒーの健康パワーや、コーヒーレシピ、歴史などがわかる。 |
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コーヒー基礎知識やエッセイのほか、人気洋菓子研究家・加藤千恵さんによるスイーツレシピも。 |
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コーヒー豆の選び方からカプチーノの絵の描き方、コーヒー関連書籍まで幅広くカバー。 |
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豆はもちろん、自動焙煎機やサイフォン、エスプレッソマシンなどコーヒー関連グッズが揃う。 |
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コーヒーの基礎知識から、コーヒー関連の資格、コーヒーの木の栽培方法などの雑学系まで情報豊富。 |















