いまから10年前。
それまでとは全く違う姿のPCがデビューしました。
それは、バイオノート505。「銀パソ」と呼ばれ
PCを持ち運ぶという新しいスタイルを生み出しました。
マグネシウム合金を使用したその美しいフォルムは、当時衝撃的でした。
マグネシウム合金という素材はバイオのモバイルへの強いこだわりの表れです。
PCを持ち運ぶには、薄く、軽く、しかも強いことが条件。
そこでバイオは素材に目をつけたのです。
その後、「モバイルPCといえばマグネシウム合金」が定着。
そして今年、バイオのモバイル集大成とも言えるモデルが登場しました。それがNEW typeT。
2スピンドル、インテル Core 2 Duoプロセッサーなどメインマシンとして余りある性能をもちながら約22.5mmという薄さを実現しています。
そのボディに使われているのは航空機やレーシングカーにも採用されているカーボンファイバー。これをさまざまな角度で何層にも重ねた
「マルチレイヤーカーボンファイバー」を天面底面ともに採用。
加工技術の進化もあって、マグネシウム合金と比べ約30%軽いのに約2倍の強度を実現しています。
ちなみにバイオノート505は薄さ約23.9mm。
並べてみると約1mmしか差がありません。
当時いかに薄かったかがよくわかります。
と同時に、たとえばメモリー容量は約32倍になりDVDやワンセグ対応にもなるなどこの10年で進化した性能がぎっしりつまっていながら
さらに薄いNEW typeTの凄さもわかります。
持ち歩いて使う道具は 持ち歩きたくなる姿をしていてほしいもの。時代は変わっても、モバイルへの思いは変わりません。 だから、薄く、軽く、強く、そして美しく。
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