「Smart Network（スマート・ネットワーク）」は、異なる環境のネットワーク接続の設定を登録・管理することが可能。登録済みのネットワーク環境に変わった際に検知し、設定を自動で切り換え、ネットワークへ接続します。切り換え時に音声でお知らせしたり、壁紙を変更する設定もできます。自宅や会社、無線LANアクセスサービスを提供している店舗など、VAIOを持ち歩いてネットワーク環境が変わっても、スマートに使いこなすことができます。

一度設定を登録したネットワーク環境を検出すると、タッチフリーで自動的に設定を切り換えます*。ワイヤレスLANだけでなく、100BASE-TXなどの有線LANに対しても同様に自動的に切り換えることが可能です。切り換えの際には、起動中のInternet Explorerを終了させたり、再起動させることなく、快適に使うことができます。 * 一部のネットワーク環境では、確認ダイアログをクリックする必要があります。

プロファイルを作成する際に、「切り換え時の処理」設定により、ネットワーク切り換え時に音声でお知らせしたり、好きな壁紙に変更するよう設定することができます。音声メッセージは、時間帯や接続場所に合わせて多彩なパターンを用意。例えば、夜、自宅に帰ったときには、「お帰りなさい」や「お疲れさまでした」といったあいさつとともに、自宅のネットワークにつながったことを知らせます。また、切り換えと同時に任意のソフトウェアを自動起動させる設定も可能です。

「VAIO Synchronizer（バイオ・シンクロナイザー）」をインストールしたVAIOなら、ネットワーク切り換え時に、指定したコンピューターと自動でフォルダーの同期を行うよう設定することができます。例えば、いつも持ち歩くVAIOと、自宅のマシンで同じファイルを管理する場合に便利。毎回コピーなどの操作をしなくても、双方のマシンで設定したフォルダー内を常に最新の状態に保つことができます。 ※ 接続先のコンピューターにも「VAIO Synchronizer」をインストールする必要があります。

「VAIO Synchronizer（バイオ・シンクロナイザー）」は、ネットワークでつながったVAIO同士や、他社製のコンピューターとの間で、フォルダーの同期を行うソニーオリジナルソフトウェアです。同期したいフォルダーを登録しておくと、どちらかの内容が更新されたり、ネットワーク接続が切り換わった際に、自動で同期を行うことが可能。双方のフォルダーを常に最新の状態に保つことができます。例えば、外出先で受け取った写真を自宅のVAIOと同期させ、アルバムを作成し、また同期させる、といった場合に便利。毎回ファイルをコピーしなくても、手軽にデータのやりとりができます。 ※ 接続先のコンピューターにも「VAIO Synchronizer」をインストールする必要があります。インストーラーは、「VAIO Synchronizer」搭載のVAIOのハードディスク内に備えています。 Windows XP Professional、Windows XP Home Edition、Windows 2000 Professionalを搭載した機種に対応していますが、ご使用はお客様ご自身の責任で行ってください。

わかりやすいウィザードで、同期対象のコンピューターや対象フォルダーを手軽に設定できます。フォルダーは、「VAIO Synchronizer」であらかじめ設定されている「マイ同期フォルダ」、「マイピクチャ」、「マイドキュメント」、「デスクトップ」から選択するか、もしくは任意のフォルダーを指定することも可能。フォルダー内の同期するファイルの種類や属性を細かく指定することもできます。また、同じコンピューター間でも、内容がことなる複数の同期設定を登録することも可能です。

ネットワーク環境を検出し、自動で設定を切り換える「Smart Network（スマートネットワーク）」との連携が可能。「Smart Network」の切り換え時の処理で「VAIO Synchronizer」を選択すれば、ネットワーク設定の切り換えから、ファイルの同期までを自動で行うことができます。

「BlueSpace NE（ブルースペース・エヌイー）」は、Bluetooth機能搭載*、もしくはBluetooth USBアダプター「PCGA-BA1/A」を装着したVAIO同士や、Bluetooth機能搭載のサイバーショット、クリエとの接続を行えるユーティリティーソフトウェア。グラフィカルなわかりやすいインターフェースを採用。直感的な操作で、Bluetooth機能搭載機器との接続や、ファイル、画像の送信などが行えます。また、「Network Smart Capture」との連携により、サイバーショットやハンディカムを遠隔操作して撮影することも可能です。 * 接続先のVAIOは、OSがWindowsXPでBlueSpace Ver.2.11以降が搭載されている必要があります。

「BlueSpace NE」では、Bluetooth機能搭載機器との手軽な接続が可能。グラフィカルなわかりやすい画面と画面内の操作ヒントで、スムーズに接続できます。 （1） WirelessスイッチをONにして、Bluetoothを選択すると「BlueSpace NE」が起動。 （2） 対応デバイスを検索。 （3） デバイスを選択してサービス（ファイル送信、画像送信、COM接続などの接続方法）を検索。 （4） サービスを選択して接続完了。

Bluetooth機能でつながったVAIOへ、さまざまな形式のファイルを送信可能。電話番号やアドレスなどの情報を含むvCard（電子名刺）を交換することもできます。また、BIP（Basic Imaging Profile）対応Bluetooth機能搭載機器との間で画像のやりとりも手軽に行えます。

Bluetooth機能搭載のサイバーショットやハンディカム(BIP対応モデルのみ)とのサービス検索で表示される、「リモートカメラ」ボタンをクリックすると、「Network Smart Capture（ネットワーク・スマート・キャプチャー）」が自動的に起動。VAIO側からサイバーショットを遠隔操作して撮影することができます。サイバーショットのプレビュー画面がVAIOの画面にも表示されるので、離れた場所からでもシャッターチャンスを逃しません。さらに定点観測モードで撮影開始／終了時刻や撮影間隔を設定したり、被写体がカメラの前を通過した際に自動でシャッターを切るように設定することも可能です。

ソニー製Bluetooth機能搭載機種の互換性について詳しくはこちら