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DSD Direct Player / Sound Reality / DSD Direct

Sound Reality搭載でVAIOが実現する、かつてない高音質体験

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ソフトウェア

CD再生に、かつてない高音質体験を。

DSD Direct Playerは、音楽CDをリアルタイムでDSD変換しながら再生する、新しい音楽ソフトです。VAIOに搭載されたプロセッサーパワー*を贅沢にもCD再生に利用し、高音質サウンドチップSound Realityを経由して出力することにより、通常の音楽CDおよびHDD内のリニアPCM音源(WAVファイル)をSA-CD(スーパーオーディオCD)で採用されている1bit/2.822MHzのDSD形式にリアルタイム変換しながら、かつてない高音質で再生する、違いの分かる方にぜひ体験していただきたいソフトウェアです。

  • * インテル Core 2 Duo 2GHz以上搭載機種にのみプリインストール。詳細は「こちら」をご覧ください

図版:DSD Direct Playerの画面

CDをカジュアルに再生するスタイルではなく、じっくり腰を据えて音楽に浸りたいとき、これまでのPCでは再生音質に限界があったのも事実。そこでVAIOでは高音質サウンドチップSound Realityの搭載とデュアルコアプロセッサーなどPCの基礎体力の向上に伴い、膨大な演算能力を必要とする、音楽CDのリアルタイムDSD変換再生を実現。かつてない高音質でCDをお楽しみいただけます。日頃聞き慣れたCDで、新しい次元の高音質体験を、ぜひどうぞ。

対応フォーマット (入力)

  • 音楽CD、WAVファイル、からDSD形式でのリアルタイム変換再生が可能。
  • 音楽CD(CD-DA)
    • - サンプリング周波数:44.1kHz
    • - サンプリングビット数:16bit
    • - 2チャンネルステレオ
  • WAVファイル(リニアPCM)
    • - サンプリング周波数:44.1kHz
    • - サンプリングビット数:16bit または 24bit
    • - 2チャンネルステレオ

特別寄稿 VAIOで音楽を深く楽しもう (藤本健)

Sound Reality搭載のVAIOが登場して以来、DSDの世界がぐっと身近なものになったように思います。従来、スーパーオーディオCDの制作をする人など、本当にごく一部のプロだけしか扱えなかったDSDのレコーディングが手軽にできるようになり、その再生がVAIOで簡単にできます。また、DSD ディスクという規格も登場したことで、スーパーオーディオCDに匹敵する超高音質メディアを、誰もが作れるようになりました。

さらに、そのDSD ディスクの再生がVAIOだけでなくPLAYSTATION 3でもできるようになったため、その利用範囲は一気に広がりました。一方で、VAIOのDSD機能搭載を契機に、KORGからはポータブルプレイヤーが低価格で登場したり、TEACからは据え置き型のレコーダーの新製品も登場し、徐々にではあるものの、確実に盛り上がってきています。そしてユーザーから見て、非常に嬉しいのは、こうした機器の間、メーカー間でしっかりと互換性が検証され、データのやり取りが可能になっていることです。SonicStage Mastering Studioを使うことで、これらの機器から簡単にデータを読み込むことができるため、ユーザーは安心してDSDの世界でのレコーディングを楽しむことができます。

そんな中、今回登場したDSD Direct Playerは、目から鱗が落ちるようなユニークで、かつ画期的なソフトだと思います。これまでのDSD機能は、やはりレコーディングありきのものでしたが、これはCDをDSD技術で超高音質で再生するというものです。

以前からあったDSD Direct、当初は実時間の5倍近くの時間をかけてCDなどのPCMをDSDへ変換していましたが、音質的には非常にいいという印象を持っていました。まさに高級オーディオといった音でしたが、実際に利用するには、膨大な時間をかけての準備が必要だったため、ちょっと敬遠していたのも事実です。しかし、DSD Direct PlayerならCDをリアルタイムに再生できるのですから、誰でも気軽にCDの超高音質再生が可能になるわけです。ネックはこのソフトを動かすと、そこでCPUパワーをほぼ使い尽くすから、ほかのソフトを起動できないこと。でも別の見方をすれば、これを使って音を出すなら、「目をつぶって、鎮座して聞け」ということなのかもしれません。

DSD Direct Playerは技術的に見ても、高級オーディオを遥かにしのぐ性能を持ったCDプレイヤーです。考えようによっては、DSD Direct PlayerだけのためにVAIOを入手するというのもいいかもしれません。そう、これだけの性能を持ったCDプレイヤーが安く買えるという意味で。もちろん、それに見合うだけのユーザーインターフェイスも完成しているので、こちらも見ものです。

同じCDを再生するのにもこんなに音が違うのかと誰もが実感できるので、新型VAIOが目の前にあったら、ぜひまずはWindows Media PlayerとDSD Direct Playerの2つを使ってCDを聞き比べてみてください。

藤本健 … MIDI、オーディオ、レコーディング関連まで幅広く執筆活動を行なう。また以前にはシーケンスソフトの開発やMIDIインターフェイス、パソコン用音源の開発に携わったこともあるため、現在でも、システム周りの知識は深い。WEBでは、AV Watch「藤本健のDigital Audio Laboratory」、All About Japan「DTM・デジタルレコーディング担当ガイド」で活躍中。

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おことわり

  • 画面はハメコミ合成です。
  • 本ページに記載されているシステム名、製品名は、一般に各開発メーカーの
    「 登録商標あるいは商標」です。なお本文中では(TM)、(R)マークは明記しておりません。
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