

映像・画像編集を、さらに高度に、スピーディーに。4基の実行コアが組み込まれたインテルCore 2 Quad プロセッサー*が、負荷の高いマルチタスク環境で威力を発揮します。たとえば、ハイビジョン編集時のプレビュー/シークレスポンスやエンコード速度の向上など、映像制作作業を大幅に効率化。また、デジタル一眼レフで撮影したRAWファイルの表示・現像・編集、複数データのバッチ処理において、その能力を遺憾なく発揮。スムーズでストレスフリーな作業を実現します。
type R masterの処理能力をさらに飛躍させたインテル Core 2 Quad プロセッサー
- * 計測ためメモリーを3GBから2GBに変更して数値を取得しています
- ※ AVCHD規格のハイビジョン映像(1440×1080ピクセル、フレームレート16Mbps、60秒)4ファイルを1ファイルにまとめてAVCHDフォーマットで出力した場合
- ※ バックグラウンドでTMPGEnc DVD Author 3を使用。(4連続のテストを行い、その平均値による比較)
- * 計測ためメモリーを3GBから2GBに変更して数値を取得しています
- ※ Adobe Photoshop Lightroomにより、40枚のRAWファイル(3873×2593ピクセル)をJPEGファイルに変換した場合に要した時間(4回のテストを行い、その平均値による比較)
新アーキテクチャーを採用した「インテル P35 Express チップセット」を採用。FSB(フロントサイドバス)1333MHzに対応し、高速CPUやメモリーの性能を最大限に引きだします。
2枚のメモリーモジュールを並列に配置し、転送速度を2倍にするデュアルチャンネル転送に対応。転送速度は最大12.8GB/s。高速CPUとバランスよく連携します。
また、VAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデルでは、メモリー容量を3GBまで拡張可能。より高度な制作環境にも対応できます。
作業スピードの向上のためにデータを2台のハードディスクに分散して記録し、読みだし時には50%以上もの高速化を実現した「RAID 0」設定の選択が可能。「ミラーリング」で信頼性を高める「RAID 1」や、4台のハードディスクを使い、高速化と信頼性を同時に享受できる「RAID 10」に対応。
- ※ VAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデルでハードディスク容量約320GBを選択した場合、RAID設定はできません
- ※ 初期設定はRAID0あるいはRAID設定なしです。RAIDの変更は、お客様の責任において行ってください
ハードディスク容量も最大6TBまで選択が可能。大量のデータも保存できます。また、Serial ATAに準拠し、高速と言われるUSB2.0(60MB/s)の約2.5倍も速い最高150MB/sの通信が可能なeSATA端子を搭載し、さらに拡張性が広がります。
6TBってどれくらい?
地デジ録画 | 約800時間(地上波デジタル放送(約17Mbpsの場合)) |
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AVCHD動画 | 約850時間(AVCHD動画15Mbps録画の場合) |
RAW画像 | 約600万枚(RAW画像(10メガピクセルの平均1枚約10MBの場合)) |
MP3 | 約145万曲(MP3(1曲4MBの場合)) |
- ※ 但しシステム、およびリカバリ領域を含まない値での計算結果です。実際の使用可能な領域とは異なります。
- GeForce 8500 GT
- GeForce 8600 GTS
「NVIDIA GeForce 8600 GTS GPU」と「NVIDIA GeForce 8500 GT GPU」は、ハードウェア・アクセラレーションを搭載し、PureVideoに対応。ブルーレイディスクなどの高ビットレート動画再生も可能です。また、DirectX 10をサポートし、ゲームの映像表現力は大きく飛躍しました。
PureVideo HD
PureVideoテクノロジーは、ハードウェア・アクセラレーションを搭載し、複雑なビデオ処理からCPUを解放します。その結果、高精細ムービーを再生している間に、別のタスクの実行が可能になりました。
- ビデオ色彩補正(Video Color Correction)
※画面はイメージです
without NVIDIA PureVideo
with NVIDIA PureVideo
多様なRGBモニターとテレビの色質の違いを補正。ビデオのフォーマットやディスプレイの種類を問わず、暗すぎず、明るすぎず、色褪せのない鮮明な映像を再現します。
- DirectX 9とDirectX 10の比較図
※画面はイメージです
DirectX 9
DirectX 10
高精度新世代GPUが、DirectX 10対応ゲームにおいて、細部にわたりリアルで臨場感あるグラフィックを表現します。
スペック比較
GeForce 8600 GTS | GeForce 8500 GT | |
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コアクロック(MHz) | 675MHz | 450MHz |
メモリクロック(MHz) | 1000MHz | 400MHz |
メモリサイズ(専用ビデオメモリのサイズ) | 256MB GDDR3 | 256MB DDR2 |
メモリバンド幅(GB/s) | 32GB/sec | 12.8GB/sec |
「NVIDIA Quadro FX 1500」は、OpenGL および DirectX に対応したハイパフォーマンスワークステーションソリューションです。CAD、DCCおよび可視化アプリケーションなどの、あらゆるプロ用3Dアプリケーションにとって、品質、精度、性能、プログラム性に優れたもの。256ビットのメモリインターフェースと、最大40GB/sに達するメモリバンド幅を確保。高い性能と品質を備えています。
- ※ NVIDIA Quadro FX 1500 GPUに関するご注意
本グラフィックアクセラレーターは、HDCPに対応していません。地上・BS・110度CSデジタル放送対応チューナーを選択する事ができません。著作権保護されたコンテンツ、ブルーレイディスク、CPRM方式で記録されたDVDなどの再生はできません。ブルーレイディスクドライブを選択した場合、ブルーレイディスクにデータを記録することは可能ですが、本機では、再生アプリケーションが無いため、映像再生が出来ません。7 Pin Mini-DIN端子が装備されていますが、動作保証対象外です。ケーブルは付属しておりません。3Dグラフィックスなど、OpenGLを使用するアプリケーションにパフォーマンスが最適化されています。ゲームなど、Direct Xを使用するアプリケーションでは、パフォーマンスが落ちる場合があります。ご使用になるアプリケーションをご確認ください
シリアル転送の高速バス規格、PCI Express x4対応スロットを搭載。対応周辺機器との間で最大1GB/s×2(双方向転送時)という、高速データ転送が実現します。
Windows Vista Home Premium の他に、フラッグシップのtype R masterにふさわしい最高エディションのWindows Vista Ultimate、法人向けカスタマイズモデルではVAIO独自のアプリケーションを削減した、Windows Vista Business を搭載したモデルが登場。ビジネス全体の業務効率を高めることができます。
- ※ ビジネスモデルはVGC-RM94NSになります
大容量光ディスクメディア「ブルーレイディスク」なら、従来の映像と比べて、約4.5倍の情報量を持つハイビジョン映像を記録できます。ハイビジョン“ハンディカム”の映像や、録画したデジタルハイビジョン番組*も、そのままの画質で保存して、いつでも再生できます。さらに高速4倍速対応ドライブで、高速書きこみが可能です。
- * BD-REのみムーブ(移動)可能。録画したデジタルハイビジョン番組の編集はできません。アクセスユニットなしを選択した場合はデジタル放送の録画機能が搭載されません
- ※ 標準仕様(店頭販売)モデル、VAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデルでブルーレイディスクドライブを選択した場合
ブルーレイディスクは、片面2層で約50GBの大容量を実現。ディスク1枚にDVD約10枚分もの記録ができます。ハイビジョン映像を、そのままの画質で約4時間分(HDVの場合)録画が可能です*。
- * 録画時間は片面2層ディスクの場合。4時間以上の映像(片面1層の場合は2時間以上)の場合は、ディスク分割され記録されます
ブルーレイディスクのフォーマットや対応するブルーレイディスクについてはこちらをご覧ください
デジタルハイビジョン放送に対応*1。地上アナログ放送のほか、地上・BS・110度 CSデジタル放送の視聴・録画ができます。さらにVAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデルで約6TBの大容量ハードディスクドライブを選択すれば、ハイビジョン番組をそのままの高画質で最長約800時間録画。録画した番組は、ハイビジョン画質のままでブルーレイディスクに約3時間分ムーブ(移動)*2したり、CPRM対応のDVD-RW/-RAMにムーブ(移動)*3できます。
- *1 標準仕様(店頭販売)モデル、VAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデルでデジタルチューナーを選択した場合
- *2 ブルーレイディスクドライブ搭載機種のみ。録画時間は地上デジタル放送を片面1層(25GB)ディスクに記録した場合。3時間以上の番組(片面2層の場合は6時間以上)の場合は、ディスク分割され記録されます。ブルーレイディスクへのムーブ(移動)はBD-REのみ可能
- *3 標準画質(Standard Definition)で記録
- ※ 録画したデジタルハイビジョン番組の編集はできません
録画したテレビ番組を様々な角度から分析し、新しいテレビの楽しみ方を可能にする 「VAIO Video Explorer」。録画した番組をトピック単位で再生する「テロップ再生」、サッカーや野球などで盛り上がったシーンだけ再生する「ダイジェスト再生」で、時間がないときでもスピーディに観賞が可能。また、「CMのみ再生」で、車や化粧品などジャンル別に好きなCMだけをまとめて再生したり、CM出演者や使用されている音楽などの詳細情報をワンクリックで検索できるなど、今までにないテレビの視聴スタイルを実現します。また、「カタログビュー」機能*を使えば、録画した情報番組やバラエティ番組などで紹介されたショップやレストラン、本やCD・DVDの情報をカタログのように一覧表示することが可能です。さらに、その中で気になる情報があればワンクリックでインターネット経由で調べたり、お店の場所を地図で表示したり、ジャンル別に整理しておくこともできます。
- * サービス対象エリアは<東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・山梨・栃木・群馬>に限ります。録画したアナログ番組が対象です。(CATVを除く)
- ※ 標準仕様(店頭販売)モデル、VAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデルでアナログチューナーを選択した場合
「VAIO Video Explorer」について、詳しくはこちら
ソニーのテレビ技術を駆使した、「MPEGハードウェアエンコーダーボード」を採用。ViXS社製「XCode2-L」を採用し、低ビットレート時においてもノイズを抑え、滑らかな映像で録画できます。
- ※ 標準仕様(店頭販売)モデル、VAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデルでアナログチューナーを選択した場合
ソニーのプロオーディオ技術をベースに開発された、高音質サウンドチップを搭載。従来のPCのサウンドに比べ、ノイズを約1/10まで低減*2。高性能オーディオ機器に迫る低ノイズ化を実現し、原音に忠実なサウンドを再生できます。
また、多彩なソースを高音質に取りこんで加工する「SonicStage Mastering Studio」なら、高音質の「DSD」形式に変換して記録することもできます。
- *1 チップ出力時。組みこみ時の特性は機種により異なります
- *2 当社従来比
ドルビーホームシアター搭載。「SonicStage」や「Windows Media Player」などさまざまなプレーヤーで、ドルビーホームシアターサラウンドを合わせて自由に変更が可能です。たとえば、ドルビーヘッドフォン/バーチャルスピーカーなど、5.1chのソースをヘッドホンやスピーカー(2ch)で聴くときに、仮想的に5.1chの音場を再現できます。 ヘッドホンやスピーカーにつなぐだけで、ドルビーの音響技術により、自分の部屋がホームシアターになります。
高性能CPUを搭載することにより、CDからダイレクトに高音質のDSD形式に変換しながら再生をする「DSD Direct Player」に対応。DSDとは:音声信号の大小を1ビットのデジタルパルスの濃度(濃淡)で表現することにより、原音を限りなく忠実に再現できるデジタルオーディオ方式です。
「SonicStage Mastering Studio」は、カセットテープやレコードなど、デジタル化が困難だった音源をVAIOに取りこみ、さらに本格的な編集・加工し、音楽CDや音声ファイルにすることができるオーディオレコーディング、編集に特化したVAIOオリジナルのソフトウェアです。
詳しくは「SonicStage Mastering Studio」ページへ
ハイビジョン・静止画編集を効率的に、地上デジタル放送、ブルーレイディスク・DVDの視聴に適した、色純度92%を達成した、フルHD対応24型ワイドディスプレイ。(VGC-RM75UDL4)
- WUXGA(1920×1200)の24型ワイドディスプレイで快適な作業環境を実現
- 内部10bit演算を採用しており、滑らかな階調表現を実現
- 色純度92%(NTSC比)、高輝度400cd/m2を実現。色の表現範囲が広く、赤・青・緑の原色を鮮やかに再現。写真やDVDをより忠実に再現
- オーバードライブ回路(中間調の応答速度を上げる技術)採用で、応答速度約6ms(GtoG)を実現し、動画表示の際の残像感を大幅に低減
- 1つのマウス・キーボードで最大3台のPCの画像をスイッチ1つできりかえて作業ができるコンピュータ切り替え機能搭載
詳しくは「液晶ディスプレイ」ページへ
スリムなスタイルでさまざまな用途に使える19型ワイドディスプレイ。(VGC-RM55DL9)
- 黒が締まったメリハリのある映像を再現する「クリアブラック液晶」(ピュアカラー)搭載
- 自動画質調整機能・デジタルスムージング機能を装備
詳しくは「液晶ディスプレイ」ページへ
ハイビジョン編集をゆとりの大画面で行える24型ワイドディスプレイ、スリムなスタイルでさまざまな用途に使える19型ディスプレイから選べます。
また、2台目のディスプレイの選択で、さらに快適な環境を実現するデュアルディスプレイが可能です。
パームレストカバーとFeliCaポートを装備したUSBキーボードを採用。コンパクトながら、剛性の高いボディと軽快なキータッチを実現しています。
高精度な操作ができる800dpiの高分解能レーザーマウスを採用。マウス底面に「PTFE(フッ素樹脂)*ソール」を採用し、低い摩擦係数と、優れた自己潤滑性(非粘着性)を実現。確実な操作性に加え、画像加工での複雑な描画などもスムーズに。
- ※ PTFE(フッ素樹脂):ポリテトラフオロエチレン。フッ素樹脂の一種
ムービーのコマ送り操作を直感的にコントロールできるジョグダイヤルや、再生/逆再生の速度をコントロールできるセンターポイントなどにより、「Adobe Premiere」「TMPGEnc for VAIOシリーズ」での編集がいっそう快適になります。
- ※ 標準仕様(店頭販売)モデル VGC-RM75UDL4、VAIOオーナーメードモデル/法人向けカスタマイズモデルでUSBジョグコントローラー選択時
- ジョグコントローラー対応ソフト
- Adobe Premiere Pro、Adobe Premiere Elements、DigiOnSound for VAIO、 TMPGEnc for VAIOシリーズ
RAID(Redundant Arrays of Independent Disks)とは、2台以上のハードディスクを使用してコンピュータの性能を向上させる仕組みのことです。例えば、2台のハードディスクにデータを分散させて記録することで処理速度の向上を実現したり、2台のハードディスクに同じデータを書き込むことで安全性を高めることができます。
本機は、以下の4種類のRAID構成が可能です。
ご注意:RAIDの変更は、お客様の責任において行ってください
- ※ 以下、ハードディスクをHDDと記載することがあります
2台のハードディスクにデータを均等に振り分け、同時並行で記録する方式。別名「ストライピング」とも呼び、データの書き込みやデータの読み出しが高速です。3台以上のハードディスクを使用することもでき、増設した分だけ処理速度の向上が期待できます。
2台のハードディスクに同じデータを同時に書き込む方式。「ミラーリング」とも呼び片方のハードディスクが故障しても、もう一方のハードディスクからデータの読み出しができるので、システムは問題なく稼動し続けることができます。
RAID 0とRAID 1を組み合わせた方式で、4台以上のハードディスクを使用します。「ストライピング(RAID 0)」の高速化と「ミラーリング(RAID 1)」のデータ二重化による安全性の両方のメリットを兼ね備えています。
3台以上のハードディスクを使用して、それぞれのハードディスクにデータを均等に振り分け、同時並行で記録する方式で、「パリティ」という情報も同時に記録します。どれか1つのハードディスクが故障しても、パリティからデータを復元して読み出せるので、システムは問題なく稼動し続けることができます。
ご注意:
RAID 5運用中はデータの書き込み速度が遅くなるので、テレビ番組の録画や映像のキャプチャが間に合わなくなる可能性があります。テレビ番組の録画や映像のキャプチャをしたい場合はRAID 5のご使用はおすすめしません
- * パリティとは、ハードディスクの故障時にデータを復元するための情報です
速度 | 安全性 | ハードディスク容量 | 必要な ハードディスクの数 | |
---|---|---|---|---|
RAIDなし | ○ | ○ | ○ | − |
RAID 0 | ◎ | △ | ○ (台数分使用できる) |
2〜6台 |
RAID 1 | ○ | ◎ | × (半分になる) |
2台 |
RAID 10 | ◎ | ◎ | × (半分になる) |
4台 |
RAID 5 | × | ◎ | △ (1台分減る) |
3〜6台 |
- ※ 表は「RAIDなし」を標準(○)としています
- ※ ハードディスクを増設する場合は、本機に付属または別売りのSATAケーブルが必要です。ソニーではハードディスクの増設は行っておりませんので、あらかじめご了承ください
お知らせ
おことわり
- 画面はハメコミ合成です。
- 本ページに記載されているシステム名、製品名は、一般に各開発メーカーの
「 登録商標あるいは商標」です。なお本文中では(TM)、(R)マークは明記しておりません。