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type G VGN-G1ABNS・G1KBNA・G1KBN・G1LBN・G1AAPS・G1AAPSA・G1AAPSB・G1AAPSC
軽いのに、強い。実現させたのはカーボン素材
軽いのに強い「カーボン」こだわりの堅牢設計軽量・薄型&長時間駆動機能美詳細画像
製品トップラインアップ(個人)ラインアップ(法人)ソフトウェア関連製品スペック
軽量なのに堅牢なボディに必要だったのは、航空機やレーシングマシンにも使われる「カーボン」
軽さも強さもあきらめたくない。モバイルPCに妥協を許さないVAIO開発チームはそれら相反するファクターを両立する「カーボン」素材に注目。素材メーカーとともに、不眠不休で試行錯誤を繰り返した末2003年秋に、日本のPC初マルチレイヤーカーボンファイバー(カーボンファイバー積層板)を搭載したバイオノート505エクストリーム PCG-X505/SPを世の中に送り出しました。それ以降、モバイルPCの数モデルにカーボンを継承し、発展。ノウハウを蓄積しながら技術革新を進めました。その結果、type Gのボディの天面、パームレスト面、底面といったボディのほぼ全面にカーボン素材を使う、マルチカーボン構造〈G-BODY〉という形に結実しました。より軽量化、堅牢性を強化しています。 イメージ:カーボン
宇宙工学競争から生まれた夢の先端素材「カーボン」 イメージ:スペースシャトル
画像はイメージです。
遡ること1960年代。多くの国家プロジェクトが航空・宇宙工学競争を繰り広げていた頃、その勝利の鍵を握るとされたのが、より軽量でより強靱な素材の開発でした。そして、技術者たちがこぞって着目し研究したのがカーボン(炭素)繊維。カーボン繊維は、樹脂で固めると鉄やアルミをはるかにしのぐ軽量、高強度、耐熱性にすぐれた材料になるからです。しかし、カーボンは、品質を安定させることが極めて難しく、当時はまだ夢の先端素材とされていました。そんなとき、世界に先駆けて量産化に成功したのが日本の素材メーカーでした。現在では、カーボン繊維は、鉄と比べ比重が約1/4、強度は約10倍にまで進化し、航空工学からスポーツやモータリゼーションなど剛性と軽量化が極限まで求められる幅広い分野で活躍。多くの機器や工業製品の性能を一気に引き上げた素材として注目されています。
イメージ:マルチレイヤーカーボンファイバー 日本のPCで初めてVAIOが採用した「マルチレイヤーカーボンファイバー」
カーボン繊維にはさまざまな種類がありますが、VAIOが選定したのはレーシングマシンのコックピットを守るものと同レベルの高強度・高弾性を有するタイプ。そのカーボン繊維を、一定の方向に隙間なく並べ、樹脂で固めてシート状にする。このシートをさまざまな角度で複数枚重ねると、マルチレイヤーカーボンファイバーとなります。マルチレイヤーカーボンファイバーは、従来のマグネシウム合金と比べて約30%軽量化しながら、約2倍の強度を実現。type Gでは、天面と底面に採用しています。
VAIOのカーボン技術の進化形。より軽量化と堅牢性に努めた「マルチカーボン構造」
VAIOのモバイルPCでは、優れた強度と軽量化を両立させるカーボン素材の採用に、あくなきチャレンジを続けてきました。type Gでは、そこで培った技術とノウハウを結集し、新たなテーマに挑戦。それは、カーボン素材をボディの一部に使うのではなく、天面、底面、パームレスト面といった、ボディのほぼ全面に使用すること。フラットな形状の天面はもちろん、内蔵の部品やドライブ、端子類などで複雑な形状となる底面やパームレスト面でも、マルチレイヤーカーボンファイバーとカーボンモールド(カーボンファイバー強化プラスチック)を使い分けることで、高精度な成形を実現。さらに進化したカーボン技術の粋を集め、軽さと強さという相反するファクターを高次元で両立させた「マルチカーボン構造」が誕生したのです。 イメージ:マルチカーボン構造
軽いのに強い「カーボン」こだわりの堅牢設計軽量・薄型&長時間駆動機能美詳細画像
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