 さて、当日松本駅までは順調に進みました。トラベルルート探索の結果をプリントアウトして持参したのです。利用列車と乗り継ぎ、所要時間、運賃等が行程表として印刷されますので、持ち歩きに便利で間違えることなく電車を利用できます。
松本駅からはレンタカーを利用します。ナビン・ユーは、ノートパソコンで利用できるのでカーナビ装着の自家用車でなくても存分に活用できます。付属のGPSユニットをダッシュボードにセットすれば、助手席のナビゲーターの強力なナビゲーションツールになります。
 ドライブルート探索機能を使って、２つの美術館を経由地に、最終目的地には今夜の宿である白骨温泉にある湯本斎藤旅館を指定してルートを探索します。湯本斎藤旅館は、松本駅からの「周辺検索」に収録されていました。美術館も地図上に表示されているので、すぐに分かりました。
幹線道路を使った「時間優先」と最短距離を走行する「距離優先」のルート設定が選択できます。ルートが探索されると結果が黄色いルートで表示されます。
ルートを決定しGPSナビゲーションを開始すれば、さあ、ドライブ出発です。安全のため運転中のノートパソコン操作は、助手席の奥さんの担当です。
地図上の美術館の位置でマウスを右クリックし「経由地」として登録します。同様の操作で出発地と目的地も設定します。
すべてのポイントを決めたら、ドライブルートの検索を行います。「時間優先」や「距離優先」、高速道路使用の有無などを条件として設定可能です。
ルートを検索した結果です。「全体表示」ボタンをクリックすることでルートの全体像を把握できます。
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■ドライブルート探索機能
地図上で複数の地点を設定し出発地（現在地点）からの車での移動ルートを検索する機能です。
検索条件は、時間優先もしくは距離優先かや、各種有料道路使用の設定、ATIS交通情報を受信した場合の交通情報考慮、目的地の横付けなど細かく指定することができます。
検索結果は、地図上に実際のルートとして表示され、実際の走行と同じように走行ルートをシミュレーションすることも可能です。その際には、ルート案内時と同様に音声と交差点案内表示によるルートガイドを見ることができます。
■周辺検索
現在地もしくは地図の中心地周辺の施設を検索したい場合に使用する機能です。たとえば、現在地周辺で食事をするためにもっとも近いファミリーレストランを探すといったことができます。
カテゴリを選び、さらに検索距離を指定して検索することができます。検索結果は、リストとして距離の近い順番で表示されるほか、地図上にアイコンとしても表示されます。リストの名前をダブルクリックするとその施設が地図中央に表示されます。
■GPSナビゲーション
GPSは、複数の人口衛星からのデータにより現在地をリアルタイムに表示するシステムです。ナビン・ユー4 2000 エディション GPSキットには、この衛星からのデータを受信するためのハンディGPSユニットが付属しています。
このデータをもとに、自車位置を表示して検索したルート案内をリアルタイムに行うのがGPS/ルートガイドです。
ルートガイドは、曲がるポイントが近づくにつれ音声と交差点の詳細表示にて案内します。高速道路上では、出口やパーキングの案内をしてくれます。
また、走っていてルートをはずれてしまった場合には、再検索のうえ目的地まで案内を続けてくれます。
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