ずっと大事に使い続けているもの、お持ちですか。使いこむうちに手に馴染み、愛着がわく。どんなに新しいものが出ても、やっぱりこれでなくては、と思ってしまう。ＰＣにも、そういうものが欲しいと思いました。上質な革小物。type Ｔが目指したのは、これでした。まず求めたのは、流行のツルツルした処理ではなく、ざらざらした手触り。特殊塗料を使い、そこに極少量のビーズを混ぜることで、その質感を実現しました。カメラのダイキャストのボディで使われているものと同じ塗装方法です。そして、この質感に合う色として選んだ2色。ミッドナイトブルーは、ビジネスシーンとの相性を考えて。バーガンディーブラウンは、私生活で持つことも意識した、ちょっと‘異色な’カラーです。仕事でもプライベートでも、スタイルにこだわる人なら、自分のカラーを出せる何かをすでにお持ちのはず。その持ち物との相性も考えました。ネクタイを選ぶとき、それだけで見ると｢えっ？｣と思った色でも、いざシャツやスーツに合わせて絞めてみるとよかったりすること、ありますよね。type Ｔの色も、そんな選び方が似合うかもしれません。ＰＣは、検索したり表計算したりするだけのものではありません。ましてモバイルＰＣは、毎日肌身離さず持ち歩いて、あなたと苦楽を共にするもの。だから、とにかく先進的であればいい、という考えとは逆の発想から作りました。万年筆、手帳、財布。いい道具というものは、年月を経るにしたがって味わいを増すものです。スペックだけではないＰＣの選び方、どうですか。もし店頭で見る機会があったら、ぜひ一度手にとってみてください。一生の出会いになるかもしれませんよ。