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開発者インタビュー / InsideVAIO type A 開発者に聞く
01 Concept
後藤 剛写真 次世代のPCの姿を具現化した「High quality all in one」 後藤 剛(プロダクトプロデュース)
最上級のスペック(Premium)と、卓越した静音性(Silent)、デザイン(Thin and Slim)を追求した至高の1台です。
HD時代の新しい波はVAIOが発信する
いわゆるハイビジョンと呼ばれるHD(High Definition)映像の世界が、どんどん手軽で身近な存在になってきた。まず、2000年にBSデジタル放送がスタート。そして2003年には地上デジタル放送(地デジ)が開始したことで、ハイクオリティーで美しいHDを“見る”楽しみが実現した。さらに、HDを“撮る”楽しみも一気に加速した。2004年の「HDR-FX1」を皮切りに、コンパクトサイズの「HDR-HC1」、手のひらサイズの「HDR-HC3」など、HDV1080i方式のハイビジョン撮影に対応したデジタルハイビジョン“ハンディカム”が続々と登場したためだ。

そして2006年、HDの世界をフルに堪能できる製品が登場した。それが今回ご紹介する、新しい「VAIO type A」だ。最上位機種である「VGN-AR90PS・AR90S(VAIOオーナーメードモデル)」は、ノートPCでは世界初となるブルーレイディスクドライブ(2層BD-RE/R対応)の選択が可能。(「VGN-AR70B(標準仕様モデル)」は標準搭載。)1台で“録る・見る・残す”の3つを実現したFull HD対応のマシンとなっている。

デジタルハイビジョン“ハンディカム”で撮影したハイビジョン映像を、17型のピュアカラーパネルを採用したワイドHD液晶ディスプレイで表示したり、RAID構成による2台のHDD上で自由自在にノンリニア編集し、ブルーレイディスクにそのまま記録できるという、何とも贅沢な楽しみを実現したこのマシン。そのコンセプトについて、プロダクトプロデューサーの後藤剛に語ってもらった。


後藤:新しいVAIO type Aのコンセプトは「High quality all in one」です。「HDR-HC1」や「HDR-HC3」といった、HD対応のデジタルハイビジョン“ハンディカム”が登場したことで、大切な思い出をハイクオリティーで撮ることが可能になりました。そこで、新しいtype Aでは、HD映像をそのままの美しさで残して、ワイド画面で楽しむことが出来る……。そんな、ハイクオリティーなコンテンツ体験を実現する、贅沢な1台を目指しました。

そのために必要だったのが、ノートPC用に開発を進めていたスリム型のブルーレイディスクドライブに代表される最新の高性能なハードウェアと、使い心地のよいデザインや高級感溢れる外装処理が施された本体、そしてHDコンテンツを楽しむための充実したソフトウェアだったのです。

具体的には、VAIOノートとして最上級のスペック(Premium)・静音性(Silent)・デザイン(Thin and Slim)の3つを追求し、所有する喜びや操作する喜びをユーザーにもたらす、至高の1台を目指しました。開発チームには、歴代のVAIOのハイクオリティーなデザイン・設計を手がけて来たメンバーが集まり、まさに“オールインワン”と呼べる状態で、全員が一丸となってFull HDという非常に高いハードルを乗り越えてくれました。
世界初、Blu-rayドライブ搭載のノートPC「VAIO type A」。HDで“録る・見る・残す”を実現したHigh QualityなVAIOノートの最上位機種だ。
 
1920×1200ドットのピュアカラーを誇る、17型ワイド液晶画面を搭載。液晶下部のVAIOロゴは電源投入時に光り、動画をFullSizeで再生する際には消灯するように設定されている。
 
02 Design
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