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type R 開発者に聞く

01 Concept
近藤 博仁商品企画

Rシリーズの新しい進化の方向性

Rシリーズといえば、VAIOのフラッグシップモデルの代表。高機能を満載したハイスペックマシンだ。これまでのRシリーズはフラッグシップらしくタワー型を踏襲してきたが、新たに発表されたtype RではディスプレイとPC本体が一緒になったディスプレイ一体型に変更された。


一体型筐体の採用と2系統のラインアップ

今回のtype Rでは、従来のRシリーズと比べて大きく2つのドラスティックな変化があった。ハイパフォーマンスが特徴のRシリーズは動画編集を中心に使われてきたが、このtype Rは動画編集とともに写真編集も柱のひとつとしている。むろん従来のRシリーズでも写真編集に十分に耐えうる性能を持っていたのだが、新type Rでは「ビデオエディション」「フォトエディション」と二種類の標準仕様モデルを用意し、より動画編集に最適な環境、写真編集に最適な環境をそれぞれ提供している。

もうひとつの変化がディスプレイ一体型の採用である。Rシリーズは誕生以来9年間、タワー型(セパレート型)の筐体を踏襲してきた。拡張性の高いタワー型がフラッグシップモデルの象徴だった。しかしタワー型ではできなかったことが、ディスプレイ一体型で実現可能なこともある。このドラスティックな変更について商品企画の近藤博仁は、次のように語る。

近藤: 今回のtype RはRシリーズの大変革といっていいと思います。一体型だからこそ可能になった画作り、音作りの編集環境に気がついたのです。また、私自身この企画を通して、これまで作りたかったもの、自分自身が本当にほしかったPCというものを追求したところ、一体型という結論に辿り着いたのでした。

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一見してディスプレイにしか見えないが、一体型のハイパフォーマンスマシン type R。

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キーボードやマウスはワイヤレスのものが付属する。


「一体型は初心者向け」という既成概念からの脱却

ディスプレイ一体型といえば、初心者向け入門機というイメージが強かった。しかし、液晶ディスプレイの大型化が進んだ現在、一体型にも相当の性能を詰め込める時代が到来した。そして、今回のtype RではRシリーズの名に恥ずかしくないスペックを搭載した高性能を実現することができたのである。

近藤: type Rは入門機とは異なるユーザー層をターゲットにしています。従来のRシリーズ同様、プロはもちろんハイアマチュアと呼ばれるような、プロ顔負けのアマチュア層にも使っていただくハイエンドマシンです。また、スタイリッシュなデザインなので、家庭やSOHOなど、幅広い層にアピールできるマシンになっていると思います。

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アクセスするボタンやスイッチは側面に集約している。


Top01 Concept 02 Design
Inside VAIO  type Z | 01 Concept
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