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開発者インタビュー / InsideVAIO type U 開発者に聞く
08 Zero Spindle
鈴木一也写真 フラッシュメモリーを搭載しストレスのないレスポンスを実現!HDDを省いた<ゼロスピンドル>モデルも用意 鈴木一也(設計リーダー)
ひと足先に最先端のスピードを体験してみたいという方に使って欲しいですね。
HDD互換に設計した16GBのフラッシュメモリーを搭載
今回のVAIO type Uには、パワーユーザーがあっと驚く特別なモデルが用意されている。それは、16GBのフラッシュメモリーを搭載した<ゼロスピンドル>モデルである。これはコンシューマー用のPCとしては初の試みだ。1.8型のHDDを搭載せず、高速なフラッシュメモリーに置き換えたことによるメリットは大きい。まずは、質量の軽量化。そして、Windowsをはじめとするシステム全体の動作スピードの大きな向上。さらに、バッテリー駆動時間の向上もある。
スピンドルとは?
スピンドル(Spindle)とは、回転軸のことで、パソコンではハードディスクドライブ(HDD)、光学ドライブ(DVDドライブなど)、フロッピーディスクドライブ(FDD)などの回転軸を持つ外部記憶装置を指す。一般的なノートPCはHDDと光学ドライブを持つ2スピンドルのものが主流。携帯性を重視したモバイルノートには光学ドライブを省いたモデルもあり、これらは1スピンドルと呼ばれる。
type U<ゼロスピンドル>モデルは、ハードディスクさえも持たず、回転軸をもつ記憶装置が一つもないため、<ゼロスピンドル>という愛称で呼んでいる。
スペシャルなマシンであるtype Uの、さらに特別な存在となる<ゼロスピンド
ル>モデルについて、設計リーダーの鈴木一也はこう語る。


鈴木:今回のtype Uは、新しいPCの形を提案するのが目的でした。フラッシュメモリーには以前から注目をしていたのですが、価格がこなれてきたことと、リサーチの結果開発の目処が立ったこともあり、タイミングがよかった。そこで「今後は必ずこういうものが出てくるはず」という思いを込めて、最先端の環境を体験したいというユーザーに向けて、<ゼロスピンドル>モデルを用意しました。

そもそも、なぜ<ゼロスピンドル>モデルなのかというと、HDDにはボトルネックがあるからです。一番のネックはスピードですね。特に、1.8型のHDDがデータを読み書きする速度は、決して高速とは言えません。フラッシュメモリーは、1.8型のHDDと比べるとスピードが格段に違うので、同じWindows環境で使っても、システム全体のレスポンスのよさが違います。ソフトの起動やファイルの読み込みなどで、一瞬の待ち時間というのがないため、圧倒的にストレスの少ない使用感、操作感が得られます。

技術的には、フラッシュメモリーをHDD互換に設計しました。Windowsから見るとやけに速いHDDを搭載しているように見えるはずです。また、フラッシュメモリーは10万回のデータの書き換えが寿命と言われています。そのために、専用のコントローラーを開発し、データの書きこみを分散させることで寿命を延ばす工夫をしています。

今後は、価格がさらに低下してくれば、小さなマシンではフラッシュメモリーが主流になるのでは? と思います。まずは、ひと足先に最先端のスピードを体験してみたいという方に、使ってもらえるとウレシイですね。また、ゼロスピンドルモデルにはワンセグ放送のチューナーも搭載しています。最先端のデバイスで、最強のtype Uを開発しましたので、思う存分、楽しんでいただきたいと思います。
ワンセグ放送対応のチューナーを搭載し、外出先での視聴が手軽に楽しめる。本体後部にあるアンテナを伸ばせば、より受信感度が安定する。
 
まとめ
このところ、Windows Mobileを搭載したスマートフォン(PDAと携帯電話を融合した機器)や、Windowsを搭載した小型のタブレットPC(通称「Origami」)など、ハンディータイプのデジタル機器が続々と登場し、注目を集めている。こうした状況の中で誕生したVAIO type Uは、これらとは似ているがまったく独自のジャンルを築きあげた1台だと言える。今回インタビューをした開発者たちも、「type Uはまったくカテゴリーが違う製品」と自信のほどを口にする。

その違いは、実際に手にとって使ってみれば、誰の目にも明らかになるはずだ。Windowsを搭載したフル機能のPC。しかもキーボードまで搭載しており、まったく不自由のない環境を備えた存在。それが、スーツのポケットに入るほどのサイズと520gという軽さ(<ゼロスピンドル>モデルでは492g)で提供される意味は非常に大きい。いままでにないシーンで、まったく新しいPCの使い方が生まれる予感がする。まさにPCの未来を先取りした、最先端にして 贅沢な1台である。

あなたもぜひ、ポケットの中に“PCの未来”を入れて、街を歩いて欲しい。
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